2014年05月30日

大阪商業大の藤本光太郎氏が講演／京都府遊協

大阪商業大の藤本光太郎氏が講演／京都府遊協

5月29日、大阪商業大学アミューズメント産業研究所研究員の藤本光太郎氏が京都府遊協の創立50周年記念式典において「カジノ法案とパチンコ営業との諸問題について」と題した講演を行った。
はじめに日本で考えられているIR法案の内容と、各自治体の動き、世界のカジノ市場の動向やカジノ企業の投資活動について紹介した上で、パチンコ業界として、カジノ誕生も含め「今、起りつつある変化に対応できているか」として、外的環境要因であるテクノロジーの進歩（ITやゲーム、SNSなど）やグローバル化、人口動態の変化、賭博に対する国民の許容性、エネルギー・環境問題を挙げ「パチンコの斜陽化は業界内だけの問題ではない」と外的要因にも目を向けるべきだと指摘。その上で「不都合な事実に対して取れる行動には“無視する”“戦う”“この状況を利用する”の3つがあるが、選択肢としては“この状況を利用する”以外ない」と述べ、変化への柔軟な対応が寛容だと語った。

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