2016年04月25日

ピーマップスが機械研究会を開催

4月21日、株式会社ピーマップスは、同社と矢野総研、船井総研による元気30000発プロジェクトとコラボしたホール関係者向けの無料セミナー「機械研究会」を都内会場で開催した。
この日のセミナーでは矢野総研の石野晃氏によるマーケットデータに基づく遊技機考察と、ピーマップスの本田正豪氏による遊技機運用論、船井総研の岡田龍也氏による入替自粛後の営業戦略について話が聞かれた。


この中で、ピーマップスの本田氏は昨秋以降、パチンコのMAXタイプの設置比低下と稼働率の維持、ミドルタイプの設置比増加と稼働率の減少といったマーケットデータを示し「MAXへは一定の客数が残っている状況に加え、ミドルは設置比の増加により稼働率はやや下がっているが、パチンコ市場は概ねMAXからミドルへの移行が進んだと言える」と紹介。現状の交換個数であれば、従前のMAXと遜色なく稼働を押し上げる能力があり、その証明として、稼働と玉利、玉単価、粗利率の相関を現行機種で検証し、ミドルタイプの台平均稼働は玉単価の高低に関わらず、他のタイプと比べて稼働差は小さくあらわれていると解説した。
逆に現状の交換個数の中で、新基準に対応したライトタイプは魅力付けが難しく、4円ライトの運用に困難が生じそうだ、と話があった。

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